Maple Leaf Rag

知る人ぞ知るS.ジョプリンの名曲ですが、今これにハマってたり。
軽快なリズムはまさに娯楽向け。こういう曲を作れる人はうらやましいです。
で、この馬鹿は調律替えなんていう余計なことをするわけで(
こういった曲は時代的にも平均律が普及していった時代なので*1平均律で聞くのが正しいと思われます。
しかしながらここであえて不等分音律はどうよということで適応してみますた(

  • キルンベルガー第1

変イ長調だと反射的にこの音律を選びたくなるのはショパン好きだからかもしれませn(
実際曲中でもD-Aの5度は出てこないので適用可能です。
聞いた感じ、平均律よりは落ち着いた響きのように感じます。変イ長調では完全なピタゴラス音律となるのですが、ちょっと上品すぎるかもしれません。
評価(Bad 1〜5 Good):4

  • ラモー(平島案)

はっきり言って、平均律よりさらに唸りがひどいです。耳が慣れないうちは微妙に思えるかもしれませんが、慣れれば退屈せずに聞けます。
このガタガタ具合がかえっておどけた感じのラグタイムには合っていると思いますが、少々庶民的すぎるかもしれません。
でもさすが娯楽的な音律だけあってこういった曲には合いますね。
評価:4

*1:ジョプリンはドビュッシーとほぼ同世代の生まれ、またシェーンベルクの十二音技法が考案される少し前