Garritan CFX Concert Grand
気になったのでGarritan CFX Liteを買ってみたんだけど、気に入ったのでアップグレードパスを買ってしまいましたとさ。
けど実際に弄ってみて、CFXとLiteは単純に通常版と廉価版という位置付けにはならないことが判明。
ということで、2つの違いをざっくり紹介。
- 使えるマイク、音色の数が異なる
これは当たり前。LiteはClassicのCloseしかないのに対してCFXはClassic、Contemporary(モダン楽曲向け)、Player(アビーロードスタジオのStudio 1を再現)それぞれにClose、Ambientが付いている。
ただこの音源のAmbientは音が丸くなりすぎてしまうため、Estate Grandみたいに単体で使うよりもCloseと組み合わせて使ったほうがいいかもしれない。
音色のプリセットが違うのはまだわかる。でもリバーブもまったく別物だとは思わなかった。というよりLiteのほうが種類が格段に多い。音色うんぬんの問題だろうが、Liteで使ってたStandard Concert Hallがなかった。
LiteではDecayとSizeのパラメータが存在したが、CFXではAmb. Pre-delayに置き換わっている。Timble Effect(サンプル自体のピッチを弄って音を鳴らすエフェクト)はLiteのみ実装。
- CFXでは音の強弱により敏感(特に低音)
たぶんこれはAmbientの特性と思われる。ベロシティが小さいと音が丸くなって聞こえづらくなる。逆にベロシティが強いと一気に音量が増す。特に低音で顕著。同条件でClassic Closeのみで鳴らしてみればLiteでの鳴り方の違いがわかるだろうが未検証。