Scala

最近導入してみたが、これがかなり高性能。
System Exclusiveだと1セント単位でしかできない調律も、これさえあればMU500でもかなり正確な調律が可能になる。
しかもコンマもTemperamentという機能で分割して割り当てることもできるし、余ったスキスマやヴォルフもx/n（n：整数）で分割して入れられる優れもの。だからA.ジルバーマンの1/8スキスマ5度もかなり正確に作れる。
試しにショパンのワルツ第14番をScalaによるキルンベルガー第1法で演奏させてみた。
Scala
比較用にSysEXで調律したキルンベルガー第1
SysEX
音質はさておき、誤差は1セント以内だから両者で大差なしかと思いきや、鳴り方が全然違う。
Scalaのほうが断然透明度が増したように聞こえる。違いは中盤のホ長調と最後のEmで顕著に現れるので感覚を研ぎ澄ませて聞き比べるべし。