またまた金2

今回は絶対音感の負の側面と相対音感についてでした。
正直ここまで絶対音感のデメリットについて踏み込むような機会がなかっただけに、驚きと納得の連続でした。
ある基準の音からどれほど離れているかという音程識別実験については、頭の中でテンプレートを作っておいて、それをもとに知覚した実音を変換すれば、移調してもある程度早く答えることは可能ですが、メロディ認知ともなると限界が訪れます。
ハ長調の楽譜で書かれた音と変ト長調で流れるメロディが同じかどうかなんて、考えただけでも頭が痛くなりますorz
このことを知って自分の中にある何かが覆されたような気がして、苦悩に近い感情を覚えているのは事実です。
絶対音感がかえって音楽的活動の足枷になっているのではないかと半ば真剣に考えてみたりもしますが、その答えは見出せず・・・。


まぁ後々考えるとどうでもいいことだろうけど(

さて

幼少のことを思い返して絶対音感が身につくきっかけを探り出してみたが、6〜8歳あたりに子供向けの本にあった海老の詩に曲をつけて(脳内再生だけど)、勝手に2番の詩までつけていたことを思い出した。
音楽的なことはやってないはずなのに不思議なものだ。
そして小5のときに音楽の時間でヘ長調をやったときに、Fを「ド」と読みたくなかったこともふと思い出す。
少なくともこのときまでには「だいたい音感」はあった。
小6のときに「6年の科学」に載っていた詩に曲を勝手につけたことは鮮明に覚えていて(送らなかったけど)、そのときは絶対音感など意識してなかったから、そういうしがらみもなく思うままに作れたのかもしれない。
・・・こうしてみると、今に至るまでの兆候って結構多い(´Д`;)
相変わらず絶対音感が身につくきっかけが思い当たらないけど(